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陥没乳頭
乳首の悩みをもっている方は多いと思います。
その中でも最も多いと思われる悩みは陥没乳頭です。
陥没乳頭は、最近の若い女性に多い疾患です。
原因となるのは、乳腺と乳管の発育の違いで起こります。
一般的に
・指で引っ張っても外に出ないものを”真性”
・指で引っ張ってすぐに出るものを”仮性”
と呼びます。
個人差によって程度にもよりますが乳首が引っ込んでしまい、授乳の時、支障が出ることがあります。
”真性”の場合は、授乳ができません。
”仮性”の場合は、程度にもよりますが授乳が可能なこともあります。
ただ”真性”と同様に、へこんでいる部分に汚れがたまりやすく、そこに雑菌が繁殖しやすくなります。
雑菌が繁殖すると乳腺炎という病気になるリスクが非常に高くなります。
乳腺炎
乳腺炎とは、乳腺というお乳をつくる器官が炎症を起こす病気です。
主な特徴は
・うつ伏せになると激しい痛みを感じる。
・発熱をし膿がたまる。
膿ができて膿瘍(のうよう)ができてしまった場合は、最悪、切開して排膿するという処置が必要になります。
そうなる前に一度、病院・クリニックなどに相談をしましょう。
最近の医学では、乳首にキズを残さず元に戻らない手術などもあります。
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